GWのこと
完全に気ままに書いています。我らが平成時代が終わり、令和になりました。
ところでこの「令」の字。書くときにいつも最後の画は縦棒?点?と迷うので調べてみました。
結論はというと、どちらでもいいようです。ただ、筆者の解釈としては元々は点だったのでは、と思います。縦棒になったのは崩し字への変化の途上で発生した動きのように思えるのです(発表時の字の書かれ方のせいかも)。ちなみに上の画像はMS Wordで書いたものをPrtScでキャプチャしたもので、右下の教科書体を見るに小学校では点で教えるのでは、と思っています。
以下本題。
GWということでストイックな旅をされていた方が近況報告をされていたので、自分もするかと記事を書くことにしました(ようやく)。
まずはこちら。
長野県長野市の山間部、素桜神社の神代桜。推定樹齢約1200年のエドヒガン。葉が出ていますが、ソメイヨシノよりはもう少し持つようでまだまだ咲いておりました。ちなみにここは標高700mで長野駅や善光寺のあたりからかなり登ります。ものすごい山間地で景色もなかなかよくてお気に入りの場所です。奥深い里山という感じでしょうか。
裾花川(信濃川水系)のあたりだとさらに深い谷になって、場所によっては現在進行形で崩壊している所もあります。フォッサマグナ地帯に当たるので地形は素晴らしい景色を作っています。
筆者は信州贔屓なので、長野県の話はいっぱい書くと思います(突然の予告)。
今回は道中で国道19号沿いの名勝・山清路にも立ち寄りましたが、生坂村の元気が無くなっているのか朽ちるに任せる、と言ったところがあり、hiyapaさんが好きそうなものもありました(写真はスマホ…)。
あとは安曇野の拾ヶ堰とか。
次は長野から離れて東京の等々力渓谷。個人的には23区内で最も自然を肌で感じられると思います。
降雨時はどうなるんでしょう。矢沢川はどのくらい増水するんでしょうか?
ここは、貝塚先生の本で出てくるところで、第三紀層(新生代新第三紀おそらく鮮新世)の露頭があるのでその分野では有名な場所です(特に23区内では露頭が減っている)。渋谷粘土層(東京層と言われていた?)の直下に高津互層とあるのがそれで、ゴルフ橋(等々力駅から最寄りの入口の地点)の付近のみで見られます。名前の通り川崎市高津区が模式地だと思うので、その辺りから連続した地層が多摩川や矢沢川に削られて現在の形になったと思われます。
インターネット上で神田川の面影橋付近で河床に第三紀層が出ているというような記事を見たのですが、このあたりの地層の傾斜や面影橋付近の武蔵野面としての層序を調べるとどうも納得できないのです。 この続きの議論は次回以降に。
なんとか神田川につなげた…!